レタッチ「多重露出」の作り方

「ふうか」のレタッチの方法を作品”not alone 05″を使ってお話しします。一つの作品を作るのにバージョン違いを合わせると3時間ほどかかります。「お花」画像と元の画像の相性(花の大きさ、色など)があるので花選びに時間がかかります。「ふうか」の作品制作において一番大切にしている部分です。

まずは元画像と背景を分離させます。その分離させた人物画像と背景画像の間にお花の画像を差し込みます。

シリーズ”not alone”においては、「多重露出」に加えて元画像の存在感を残したくて、元画像の横の枠を出来るだけ残すようにしてます。新たに足した「お花画像」が元画像の美しさを損なう事の無いように配慮してます。

バージョン①です。

元画像はバージョン①と同じです。こちらは背景から切り離した人物画像のみを使用しています。バージョン①で背景にプラスした「お花画像」を「ポスタリゼーション化」し元の画像と合わせて色を調整しています。人物画像の方は人物に花を透過させるために「不透明度」を下げます。人物の顔にまで「お花画像」が浮き出るので顔の部分のみコピペして温存してます。

バージョン②

バージョン①とバージョン②を重ねてバージョン②のお花の部分の左半分を一番上から重ねてバージョン①の両サイドの縦ラインを調整して、バージョン③の完成です。

バージョン③

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